海の深さ 最後は天使と聴く 翅の記憶
辻村 深月-おすすめ本
2007-03-29 Thu 18:29
ぼくのメジャースプーン ぼくのメジャースプーン
辻村 深月 (2006/04/07)
講談社

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子どもたちは夜と遊ぶ(上) / 辻村 深月
子どもたちは夜と遊ぶ(下) / 辻村 深月
冷たい校舎の時は止まる (上) / 辻村 深月
冷たい校舎の時は止まる (中) / 辻村 深月
冷たい校舎の時は止まる (下) / 辻村 深月

以前、「凍りのくじら」でエントリを書いた辻村深月について。
デビュー作に惚れ込んで愛読しています。
こいう感じのはなかったね、ってのが読むキッカケに…

登場人物は毎回変わるのですが、"秋山先生"だけは「子供たちは〜」と「ぼくの〜」の両方に登場します。
彼が「子供たちは〜」で放ったあるセリフについての伏線が回収されています。

推理小説な要素としては、「そして誰もいなくなった」や、文章に隠された「心理トリック」が挙げられると思います。
あまり本格的なトリックではない(終盤には犯人あきらかだし)ので、そっち方面で期待して読む本ではないと思います。
「ぼくの〜」「凍りのくじら」に至っては、そういった要素は本筋ではありませんし…。

こいうったジャンルの本を私はよく読むので書いておきますが、いわゆる「本格推理小説」(推理小説内のジャンルわけとしての「本格」「新本格」とかではない)より小説(もしくは漫画みたいな要素のアリ)寄りで、who done it や how done it もしくは、殺人事件の概要、推移、解決といった事柄をあまり重視しない小説が増えていると思います。
私の考える「本格的な推理小説」とは、「推理」とその状況にかなりの重きをおいて、登場人物やその他の要素は、おまけor作者のサービスに過ぎないものなのです。
ただし、こういった推理小説でさえシリーズ化するには、その登場人物や設定にある程度魅力がないとなりたちませんが…。
(続く)
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